桃の節句も終わり、桜が待ち遠しい季節になりましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。先日、2月4日から14日まで活動を行いましたことをご報告いたします。

2017年度ネパールプログラムの活動は、大きく分けて『清掃活動』と『衛生教育』の2つのプロジェクトに分かれています。ここではそれぞれの活動の様子をご紹介させていただきたいと思います。

 

『清掃活動』

清掃活動では、カトマンズ市内の中学校を1日1校ずつ訪問し、3日間で計3校の中学校にて活動を行いました。中学校では、ます始めにカトマンズ市が抱える大きな問題であるゴミ問題について生徒とともにディスカッションをし、実際に街へ出てゴミ拾いを行い、それを踏まえてもう一度ディスカッションをしました。

カトマンズ市は現在環境問題に力を入れており、環境改善に市をあげて取り組んでいます。私たちが訪問した3校は環境問題に関する教育に取り組んでいる学校で、生徒たちは分別に対する意識や現在の自分たちの生活への問題意識は持っているようでした。しかし、実際に一緒にゴミ拾いへ行くと、道端にゴミが落ちていることが彼らにとって当たり前の状況であり、拾うべきであるゴミを素通りして先へ行ってしまったり遊んでしまったりという場面を多々見かけ、ゴミに対する考え方や習慣の違いを改めて感じさせられました。それでも、私たち日本人学生がひとつひとつ拾う姿を見て、一緒に懸命に拾ってくれるようになる生徒もいて非常にやりがいを感じました。また、ディスカッションでも生徒たちは問題解決のために意欲的に取り組み、自分たちの未来のことをしっかりと考えているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ボランティアセンターの職員の方々とともに我々Rooteスタッフは、カトマンズ市役所環境課の方々とお話しする機会を設けていただき、これからのカトマンズ市役所のゴミ問題への取り組みについてのお話を聞かせていただきました。大変勉強になるお話を聞くことができて、来年度の活動のモチベーションアップに繋がりました。

 

『衛生教育』

衛生教育では、小学校を1日1校ずつ3校訪問し、正しい手洗いの仕方と重要性についての理解を深めるための活動を行いました。

まず、紙芝居を読み聞かせたりクイズを実施したりすることで手洗いの重要性を伝え、次に正しい手洗いの仕方を知ってもらうために生徒とともに「手洗いダンス」を踊りました。「手洗いダンス」とは、日本ユニセフ協会が推奨する世界手洗いダンスをネパールの民謡レッサムフィリリに合わせて踊るダンスのことで、生徒たちは慣れ親しんだ民謡なのもあって歌いながら楽しみつつ手洗いの手順を覚えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、NGO団体Food For Life Nepalのオフィスを訪問し、FFLの行う活動やネパールの子どもたちの現状に関してお話を聞き、小学校での給食配膳のお手伝いをしました。

 

生活環境や習慣の違いに苦しむこともありましたが、たくさんの人々のご協力のおかげで勉強になる日々を送ることができました。

今年度の活動で得た経験を生かして、来年度の活動をよりよいものにできるように励んでまいります。

 

国際協力部 1年 野田祐奈