笹塚プロジェクト 小坂洸揮 (経営学部・3年)
– 実施の概要
2025年8月30日(土)の15時30分から18時30分にかけて、射的ゲームを笹塚十号通り商店街のコミュニティスペース「笹塚十号のいえ」にて開催しました。今回のイベントでは、割り箸と輪ゴムを使った手作りの銃で紙コップの的を狙い、当たればお菓子を獲得できる形式の射的を行いました。
年齢に応じて射撃位置を変えたり、的にお子さんに人気のキャラクターのデザインを施したりと工夫を凝らし、ゲーム性を持たせることで、幅広い世代の方にお楽しみいただきました。また、当日は近隣の十号坂商店街で「カンカンバザール」が開催されていたこともあり、商店街には多くの人出がありました。その結果、約70名もの方々に射的ゲームへご参加いただくことができました。
– 意識したこと
今回はポイント制を導入したため、特に点数の計算を間違えないよう、スタッフ一同慎重な対応を心がけました。混雑時には、2名同時にプレイしていただく場面もありましたが、お客様一人ひとりに対し担当スタッフを配置して役割を分担することで、混乱なくスムーズな運営ができたと感じています。各スタッフが特定の役割に固定されるのではなく、状況に応じて自ら判断し行動することで、円滑なゲーム進行に繋がりました。
また、呼び込みの面では、「カンカンバザール」でも射的イベントが開催されていたことを踏まえ、「お祭りの前の腕試しにどうですか」といった声かけを工夫しました。その結果、お祭りに向かう途中のお子さん連れの方々など、多くの方に足を止めていただくきっかけとなりました。
– 感想
今年度から活動に参加した新規スタッフにとっては初めてのイベント開催でしたが、大きなトラブルなく無事に終えることができ、大成功だったと感じています。射的という性質上、参加者はお子さんが中心になると予想していましたが、実際には「笹塚十号のいえ」に集うご年配の方々にも積極的にご参加いただけたのは、嬉しい誤算でした。世代を超えた交流の場を生み出せたことは、大きな成果だと思います。
その一方で、ありがたいことに予想を上回る方々にお越しいただいたため、時間帯によっては行列ができてしまい、お待ちいただく場面がありました。今後のイベントでは、より多くの方に快適に楽しんでいただけるよう、スピーディーな運営体制を整えたいと思います。 これから活動を続けていく中で様々な困難に直面することもあるかと思いますが、今回の経験を糧に、笹塚地域の更なる発展に貢献できるよう、スタッフ一同努力してまいります!