ダイアリー

きすあに×映画「犬部!」講演会を終えて(実施レポート)

8月12日(木)、青山学院大学動物愛護団体きすあには、映画「犬部!」の公開に伴い、「犬部!」のモデルとなった獣医師の太田快作先生と、脚本担当の山田あかね先生を講師にお迎えし、「私たちと動物のこれから」をテーマに、お話いただきました。

私たちはこれまでも動物や環境をテーマに3回講演会を行い、計120名程に参加いただいてきましたが、今回は、過去最高の240名以上の方にお越しいただき、大盛況となりました。

講演会レポート

今回、太田先生には犬部を立ち上げたきっかけから、動物に対する熱い想いまでお話いただきました。中でも、現状に思い悩む学生や、動物のために日々活動している方々に対して、「目の前の子を救う責任と義務は誰にでも対等にある。悩んでいたら声を出していくことが大事。それぞれが自分なりに1円でも寄付をするとか、仲間を作るとか、今できることを考え、もがいてほしい。」という言葉が印象的でした。

これまできすあにとして活動する中で本当に動物のためになっているのか不安に思うことが多くありましたが、太田先生のこの言葉を受けて、「できることから進めていけば良いんだ。一匹でも多くの動物を救えるようこれからも邁進していこう。」と改めて動物愛護団体として活動していくことの決意が固まりました。

また、私たちはこれまで多頭飼育崩壊や殺処分の問題を解決するために、全ての人がこのような問題について知る必要があると思っていました。しかし、山田先生から、「中途半端に動物が好きな人がトラブルを起こす。全く動物に興味のない人はないままで良い。」というお話を聞いて、考えがガラリと変わりました。全ての人に関心を持ってもらおうと思わず、興味を持った人から巻き込んで活動を進めていこうと思い、きすあにとして活動する上で大切なお話をお聞きすることができました。

さらに、「お金持ちや偉い人など立派な人だけが動物を飼える社会ではなく、救いを求めている人達のそばにいられる世の中になってほしい。」というお話から、動物が好きなのに上手く接することができないような人や、お年寄り、障害を持った方など弱い立場にある人でも動物が飼え、弱い人が弱いままでいられる世の中になれたらと私たちも強く思いました。

講師としてお話くださった太田先生と山田先生、参加してくださった皆様、この度は誠にありがとうございました。

☟YouTubeにてアーカイブを掲載しましたので、ぜひご覧ください。

 

 

 

関連記事

TOP