CEC学生スタッフ 萩原稜久(経済学部・2年)
‐実施の概要
昨年12月15日(日) 13時~16時に、笹塚十号通り商店街にある「笹塚十号のいえ」にて、CEC学生スタッフによる第1回「青野菜カフェ」を開催しました。「青野菜カフェ」とは、青学生による野菜のコンセプトカフェです。「笹塚十号のいえ」は昨年の2月に、100年という長い歴史をもつ「八百喜代」という八百屋さんの後を継いでスタートした地域の居場所(コミュニティスペース)で、私たちは「野菜のコンセプトカフェ」というアイデアでそこをより開かれた場所にしていきたいと考えました。
初回となった15日の青野菜カフェでは、野菜クラッカーに、アボカドディップとクリームチーズを添えて(今回は無料で)提供し、店先ではクリスマスツリーのオーナメント作りを行いました。ご年配の方から、小さなお子さんを連れたご家族の方々まで、様々な方々に訪問いただき、初回として十分な盛り上がりであったと感じています!
‐意識したこと
初回で出来ることは限られていましたが、学生スタッフ間で話し合い、より良い形で開催出来るよう意識をしました。特にどのくらいの方々が訪問してくださるか未知数だったので、提供する量はスタッフ間で検討を重ねました。結果的に少し余ってしまったので、その点は要改善です。
また、十号のいえの前を通る方々が、青学生の企画であると認知し、中に入っていただくにはどうすれば良いのかという点も意識し準備しました。自分たちでデザインを考えたのぼりを用意して外に建てることで、青学生のカフェ企画であることをアピールしました。通りがかりで振り向いてくださる方もいて、一定の効果はあったと感じています。しかし、振り向いてくださる方の多くはそのまま通り過ぎて行ってしまいました。今後、より多くの方々に訪問いただくためにも、「寄ってみようかな」と思ってもらえるメニューの検討や新しい企画のアイデアの具体化を行っていきたいです。
‐感想
特に私は初めての開催で正直開催まで不安もありましたが、訪問された方々が楽しそうにお話をしてくださったり、野菜クラッカーを「美味しい」と言ってくださったりしている様子を見ると、とても嬉しくなりました。昨今では地域の人々が主体的に集まって、交流する機会は少なくなってきているように思います。このように人と人が主体的に集まり対面で話し、過ごす時間は心も落ち着きますし、大切にしていきたいなと思います。それと共に、そのような機会を提供する側として、より色々な人に開かれた、誰もがもう一度来たくなる居場所を、この青野菜カフェで体現出来れば最高だと思います!!