CEC学生スタッフ 星亮成(経済学部・3年)
– 実施の概要
2025年3月16日(日)14時〜17時に、笹塚十号通り商店街にあるコミュニティスペース「笹塚十号のいえ」にて、CEC学生スタッフによる第4回「青野菜カフェ」を実施しました。毎週火・木・土曜日にオープンしている笹塚十号のいえをお借りして、毎月第3日曜日に野菜に因んだレクリエーションや簡単な軽食を提供するカフェを開催しています。今回は、定番メニューとなった野菜クラッカー&アボカドディップに春らしさを感じてもらう工夫を凝らして、新たに梅マヨネーズディップを添えて提供しました。
また店頭では、これまで企画したレクリエーションの中でも特に好評であった輪投げを再び実施しました。空ペットボトルを利用した支柱には、カラフルな色水を注いで視覚的な演出をアップグレードしました。
4度目の開催となった今回も、学生スタッフの新たな工夫でよりよい空間作りができたと感じています。さらなる反省を繰り返して、誰でも気軽に訪れられる多世代交流の場を設けていきたいと思います。
– 意識したこと
前回、店頭のレクリエーションを楽しんでくれた小学生から「最初は怪しいやつかと思った」という忌憚ない意見がありました。そこから呼びかけの仕方に工夫が必要であると反省し、まず「青山学院大学の学生が企画している」と説明することで得体の知れない怪しさを解消しようと意識しました。また、「無料で野菜メニューを提供していること」を強調して呼びかけていると、無料という言葉が人を惹きつけることがある一方で「なぜ無料なのか?」という疑問が怪しさの種になるという気付きもありました。呼びかけの仕方や野菜メニューの価格設定について改善できることがないか検討していきます。
– 感想
当日は気温が低く、雨天のため人通りがまばらな中での開催でした。寒さのためかいつもより足早に去っていく人々にどう声をかけるか思い倦ねていると、そんな様子を見かねた常連の方が店先での呼びかけを手伝ってくださいました。心強い味方がついて私たちも顔が綻び、穏やかな雰囲気で呼びかけることができ、次第に足を止めてくださる方も増えていきました。結果として、普段よりも少ない客足ではありましたが、だからこそ地域の方とのつながりを深く感じることができた良い機会でした。
訪れる人が少ないと自分たちの活動意義に不安を感じることもありますが、「たくさんの人が訪れること」よりも「誰でも気軽に訪れられること」を第一にこれからも青野菜カフェを運営していきたいと考えます。