2023青山学院大学シビックエンゲージメントセンターでは新型コロナウィルスの流行が拡大していた2020年秋より、定期的に東京都多摩市にあるなな山緑地を訪れ、グリーンボランティア活動を行っています。会報誌「なな山だより 第59号」に掲載された学生の体験談を抜粋してご紹介します。
「なな山だより」のフルテキストはこちらから。
約半年間で4回ほど、なな山緑地の会の皆さんの活動に参加させていただく中で様々な気づきや発見がありました。
そもそも里山が人の手によって作られた第二の自然である、と言うことを知らなかったので始めはすごく歩きやすい山だなと思っていました。活動の中でなな山緑地の会のみなさんが枯れた木を伐木したり草を刈ったり希少な植物を管理しているのを見て、里山が綺麗な状態で保たれているのは人の行動があるからだということに気づき、山と人との関係が今でも続いている場所でボランティアをして私も落ち葉掃きや草刈りなどに参加できて良かったなと思っています。私の家や大学の周りには自然がある場所が少ないので参加する際に乗るバスの中では自分が里帰りするような気分になって毎回ワクワクしていました。なな山緑地の会のみなさんもメカイの作り方や里山の植物・生物のことについて教えてくださって毎回学ぶことがたくさんありました。