子ども食堂での活動を通して、子ども達は異文化への興味が湧く経験となったと思います。子どもたちが部屋に入った時にはまだ調理中で、何料理が提供されるのか分かっていない状況でした。今回のテーマは上海料理で、日本人にとって馴染みの深い中華料理と知った時には目を輝かせていたのが印象的でした。国際子ども食堂ということで、異文化に初めて触れる子どもも多かったと思います。
今回は実際に上海出身のメンバーが調理を担当したので、本場の味を体験できる大変貴重な機会でした。料理中には調理担当以外のメンバーが子どもたちとコミュニケーションを多くとっていたため、料理ができあがったあとも賑やかな雰囲気で食事をすることができました。子ども達も全員が友達であるわけではなかったので、初めの方は友達同士で固まって会話をしていたりしていました。しかし、食事後に黒岩先生が提案したビンゴゲームを実施したことでお互いにコミュニケーションをとり、会話が弾んでいる様子がうかがえました。
青学国際子ども食堂として初めての開催でしたが、今回の子ども食堂への参加を機に、子ども達も今後の参加へのハードルが低くなったのではないかと感じました。これからも少しずつ参加者が増え、異文化に対する理解が深まるだけでなく、自分のもう一つの居場所としてこの子ども食堂が存在できるよう励みたいと思います。
参加日:2024年11月17日
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
3年 上江洲 有紗