藤野里山体験ツアーに参加しました。きっかけは友人の「今度里山に行かない?」という言葉でした。ちょうど自身がゼミにてエコミュージアムについて研究をしているという点から、地域の自然を体験することで学びを深めることができるのではないかと感じて参加を決めました。
当日は、ほとんどがリモート上で一度しか顔を合わせたことがない仲間ばかりで少し緊張しましたが、イベントの終わりには今日初めて会ったとは思えないほどに打ち解けることができました。
今回は、藤野観光協会の佐藤さんと田中さん、そして受け入れ先の石毛さんご夫妻にお世話になりました。
初めは石毛さんが所有する山を散策し、「皮むき間伐」を体験しました。
木の表皮がツルッと剥けていく感覚が面白く、とても貴重な体験をすることができました。皮を剥いた後の木はとてもツルツルで感動しました。
(「皮むき間伐」の体験)
その後、川辺で地元のお弁当屋さんのご飯をいただきました。おかずが沢山あって、特にタケノコが美味しかったです。
(昼休憩は川辺でお弁当をいただく)
午後からは伐採したヒノキを活用してお箸作りに挑戦しました。みんな丸く細くすることに必死であっという間に時間が過ぎてしまいました。
(間伐材を使ったお箸づくりに挑戦)
ツアーの最後はみんなで石毛さんの自家製梅ジュースをいただきながら、移住生活についてお話を伺いました。里山生活の中で私が最も大切だと感じた事は「地域住民の繋がり」です。
当地区は、それぞれの家庭が支え合って生活をしています。例えば、雨の時は洗濯物をご近所の方が取り入れて下さることや夜遅くに駅からバスがない時は近所の方が車を出してくださるそうです。
そういった何気ない人の関わりから強い繋がりが生まれ、住民主体の街づくりが実現されているのだと感じました。
最後に、改めて藤野体験ツアーに参加してとても良かったと思います。少し電車に乗ればこんなにも違う生活が送られているのだと知ることができましたし、藤野の方と触れ合うことができ様々な学びがありました。今回の体験を通して、藤野里山は「地域への愛を持った住民の方々で溢れる魅力ある街」だと知ることができました。
是非皆さんも参加してみて下さい♪