2024年6月8日(土)に実施した「わかば」プロジェクト(正式名称:相模原市中央区魅力発掘・創造・発信プロジェクト)の「相模原市中央区を知るためのツアー」に参加した学生からの報告をご紹介します。今回は後編としてプロジェクト参加1年目の昆さんによるレポートです。
1.はじめに
「相模原市中央区魅力発掘・創造・発信プロジェクト」(通称:わかば)の初めの活動として、6月8日に行われた「相模原市中央区を知るためのツアー」に参加しました。
ツアー後半に訪問、見学をした「にこにこ星ふちのべ商店会」、「相模原スポーツ・レクリエーションパーク」、「小山公民館」の3ヵ所を紹介します。
2.「にこにこ星ふちのべ商店会」
「にこにこ星ふちのべ商店会」会長の森光さんが商店街の説明をしてくださいました。JAXAの最寄り駅にある商店街は、宇宙との関わりが深くJAXAとコラボしたイベントやグッズ、グルメなどが多くあるそうです。そして商店街のお店は、飲食や美容院、洋品店などで構成されています。また、商店街には4つのエリアがあるのですがそのエリアの名前もとても素敵です。
・「こと座通り・ヘラクレス通りエリア」
・「北口前・はくちょう座通りエリア」
・「アンドロメダ通り・カシオペア通りエリア」
・「こぐま座通り」
上記4つがエリアの名前となっているのですが、プロジェクトメンバーの中でも「エリアの名前からワクワクする」、「どのようなお店があるエリアなのか知りたくなる」等の話が上がりました。そのため魅力を発信していくには、タイトルから内容を知りたいと興味を持ってもらうことが必要だと感じたため、インスタグラムなどで投稿をする場合は読み手を引き付けるようなものにした方が良いと思いました。
3.「相模原スポーツ・レクリエーションパーク」
淵野辺駅から電車に乗り、相模原駅に向かいました。そこから徒歩8分ほどで「相模原スポーツ・レクリエーションパーク」に到着しました。相模原市環境経済局公園課の方が説明と案内をしてくださいました。
公園の広さは10ヘクタールあり、東京ドーム約2個分に相当する大きさがあります。そして、遊具広場・芝生広場・ボール遊び広場・人工芝グラウンド・人工芝軟式野球場の計5つの広場がありました。遊具はアメリカ製のものが使用されており、車いすの方等も遊ぶことができるように考えられた遊具も備わっていてどのような方でも遊ぶことが可能な施設となっています。また、公園は米軍の軍事用フェンスで囲まれていて、21時以降は米軍の管理となる新しい形の公園です。ボール遊びも可能なことから、子どもたちが楽しく伸び伸びと自由に遊んでいる姿を実際に見てこのような施設の存在の大切さを感じました。
4.「小山公民館」
ツアーの最後に「小山公民館」に訪問、見学をしました。「小山公民館」は、相模原市の北東部に位置した場所にあります。地域における社会の教育の場としての役割を担っており、様々な催し物(講座・スポーツ)が行われ、サークルや団体の活動のために施設の貸し出しも実施しているそうです。また、公民館の中にはさまざまな種類の掲示物があり、興味のある行事や地域の情報について簡単に知ることができるため、利用者にとって使用しやすい便利な施設だと感じました。実際に活動が行われている状況を拝見したのですが、施設を利用している方が自分の好きなことを周りの方と一緒に楽しそうに取り組んでいたためコミュニティの場として最適な環境であると感じました。
5.今回のツアーを通して
初めて知ったことが多くあったツアーでした。すべての施設を多くの方に知ってもらいたい魅力が沢山あり、さらにその魅力を発信していくためにはどのような取り組みを実際にしていかなければならないのかを学ぶこともできました。このわかばプロジェクトを通して、さらに相模原市中央区の魅力を発信していくことができるよう、プロジェクトメンバーや地域の方々、中央区役所の方々と共に活動しながら魅力を届けていきたいと思います。
コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科
2年 昆 真唯子