2022年10月1日(土)、AOYAMA GAKUIN Global Week企画として学生報告会「ウクライナ支援を考える ~学生のボランティア活動の経験から~」(シビックエンゲージメントセンター主催、国際センター協力)を対面(青山キャンパス)およびオンラインで開催しました。
この報告会では学生報告に先立ち青山学院大学の協定校であるタラス・シェフチェンコ記念キーウ国立大学の江川裕之先生に「ウクライナ情勢について」ミニレクチャーいただいた後、日本財団ボランティアセンター主催のボランティアプログラム”The Volunteer Program for Ukraine”に参加した2名の学生、知念大虹さん(国政・2)と正木篤志さん(理・1)に現地での体験を語ってもらいました。
質疑応答時間には江川先生と学生双方向の質疑も活発に行われ、ウクライナ在住の先生とウクライナからポーランドに一時避難してきたウクライナ人の支援活動を行った学生たちはそれぞれが持つ情報を共有しつつ、次第に相互理解を深めていきました。
参加者からは「(江川先生のレクチャーから)日本としてどのような支援を考えるべきか、また本当に支援が必要な人は誰かという話が印象的だった」「避難民の中にロマ人が多いことを始めて知った」「ウクライナ国内でも地域によって状況が異なることに気づかされた」「日本は侵略戦争を行った国であることを忘れてはならない」「江川先生からの報道では知ることのできない現地情報や学生2人の実体験を通じた問題意識について聞けて、大変有意義であった」などの感想が寄せられました。また、今後も継続的にウクライナに関われるような支援や企画を希望する意見もありました。