2022年12月10日(土)、手話コミュニケーション講座を開催しました。本講座では、一般社団法人ありがとうの種「手話でいきる子どものあ~とん塾」スタッフと塾生のみなさんにお越しいただき、青学生へ手話表現や手話の魅力を楽しみながら教えていただきました。以下に本講座へ参加した手話部の学生の体験談をご紹介します。
講座への参加のきっかけは、普段の手話部の活動の枠を越えて、手話話者の方と交流してみたいと思い、参加しました。
部活動では手話と同時に声も使って会話をしているので、講座が始まってすぐに声が出せないという状況に緊張しました。気を緩めると声を出してしまいそうになり、普段の会話で、とても声に頼っていることがわかりました。
【講座は終始、手話と筆談だけで進められました。】
手話は目で見て捉えたものをもとに作られた表現が多い言語ではありますが、手の動きだけでなく、同時に豊かなジェスチャー・アイコンタクトも手話では重要な会話の一部であることを講師の先生方を見て感じました。今回の体験から、人に何かを伝える時は、表情も大切であり、普段から周りの人が取る動作を見たり、自分の感情を表現してみたりと、視野を広げる意識をして、自分の手話に取り込んでいきたいと思いました。
【塾生さんから手話表現を教わり、ゲームを通して手話を学びました。】
【覚えた手話表現を発表!】
まだコロナ禍で可能な活動範囲が限られてしまっている状況なので、今、手話への関心が高い日本で手話の魅力を広め、聴者がもっと胸を張って手話で会話ができる世の中になればと思います。
今回、講師として来てくださったあ~とん塾のみなさま、とても楽しい時間をありがとうございました!
【講座終了後、青学手話部があ~とん塾のみなさんへキャンパスを案内しました。】
教育人間科学部 教育学科 1年
小野 心優